やばい、英検一級の面接でやらかした、、、ボロボロだ、、、
英検一級の二次試験が終わって、一安心したいところですが、面接がボロボロで絶望を感じている人もいるかと思います。
でも、本当に落ちているんでしょうか?もしかしたら受かっているかも
この記事では英検一級の面接で落ちたと思ったけど合格していた人の体験談をまとめました。また、この人たちの体験談から考える合格しているかもしれないケースについても、詳しく解説しています。
と、その前に英検一級の面接で落ちてしまう人の特徴について説明していきます。もしかしたら、あなたの状況に当てはまる可能性があります。
英検一級の面接で落ちてしまう人の特徴5選
英検一級の面接は多くの人にとって緊張感のある場面です。
しかし、落ちてしまう人には共通する特徴があります。このセクションでは、英検一級の面接で落ちてしまう人の特徴について紹介していきます。
英検一級の面接中にやってはいけないこと1:無表情
「面接官も人間であり、面接室に入室する瞬間から退室するまで、心に笑顔を持つよう心がけましょう。特に緊張している場合は、無表情になりがちですが、笑顔を意識することで雰囲気が明るくなります。
入室時から笑顔を見せ、会話の中でも笑顔を保ち、最後にも笑顔で退室することを心がけましょう。これにより、より良い印象を与えることができます。
英検一級の面接中にやってはいけないこと2:沈黙
沈黙は避けましょう。面接官はスピーチ2分と質疑応答4分の短時間で評価します。無言の時間は、あなたのスピーキング力を評価できません。
面接では以下の能力が重視されます
- 社会的な問題についての理解
- 自分の意見を持ち、それを明確に表現できること
- どんな相手でも納得させながら話せること
そのため、最後の1秒まで自分の意見を明確に伝えることが重要です。自信を持って「コミュニケーションをとろうとしていますよ」という雰囲気を作り出しましょう。
英検一級の面接中にやってはいけないこと3:ちぐはぐな答え
質疑応答では、聞かれた事に対してきちんと答えましょう。スピーチが上手く話せなかったとしても、質疑応答の時間で挽回できます。
再度強調しますが、英検に合格するためには、幅広い話題に対して自分の意見を発信する力と面接官とのコミュニケーション力が必要です。重要なのは、面接官の質問を正しく理解することです。
質疑応答では、以下の点に注意しましょう
- Yes/Noの答えを求められた場合、まずYes/Noを答え、その後に理由を述べること。
- 5W1Hの質問があれば、まず5W1Hに答え、それに補足情報を加えること。
- 質問の意図が不明確な場合、聞き返して、意図を理解した上で答えること。
これによって、質疑応答の際に正確かつ効果的なコミュニケーションが取れるようになります。
英検一級の面接中にやってはいけないこと4:早口
自信を持って、ハキハキと大きな声で話すことを意識してみましょう。緊張すると、言葉が早くなりがちですが、ゆっくりと話すことで緊張感を抑えることができます。
ゆっくり話すことで、自分の意見を整理しながら伝えることができます。その結果、面接官に自分の考えが明確に伝わり、評価も高くなるでしょう。
英検一級の面接中にやってはいけないこと5:あきらめる
英検一級に合格できるのは、あきらめない人です。面接では、対策本に載っているような完璧なスピーチが求められているわけではありません。質疑応答でも、完璧な答えを求められていません。
したがって、以下のポイントに注意しましょう:
- 得意なトピックがなくてもあきらめない。トピックについて論点が瞬時に浮かんだものを選ぶこと。
- スピーチ中に言葉に詰まる場合でも、口を動かし続けること。
- 質疑応答で質問の意味が理解できない場合、聞き返すこと。
質問を聞き返すことは問題ありません。あなたがコミュニケーションをとろうとしている姿勢をアピールしましょう。
最後まであきらめずに、コミュニケーションをとり続けることがとても重要です。
さて、どうでしたか?あなたの状況に当てはまる項目はありましたか?
でも大丈夫です。次の体験談を参考に、合格しているかもしれない可能性について考えていきましょう。
英検一級の面接でボロボロでも合格できた!体験談集
さっこさんの体験談
こちらがさっこさんが実際に体験した英検一級の面接でやらかしたけど合格した経緯です。
受験者は1級試験に早めに到着し、受付とトイレを済ませた後、1級受験者用の控室に入ると、80人ほどの受験者が既に待っていた。自分の順番が来るまで1時間ほど待ち、その間は緊張したが、最終チェックの時間として活用した。
面接が始まり、自己紹介の後、フリートークが行われた。ネイティブ試験官からの質問に答え、アニメが趣味であることを話した。
次に与えられたトピックに基づいて2分間のスピーチを行ったが、トピックに対する準備が不足しており、内容が弱かった。特に1つ目の理由がトピックに沿っていなかった。
質疑応答では、以下の4つの質問がされた:
- 親が子供のSNS利用を監視すべきと言いましたが、政府も子供たちのSNS利用を監視すべきでしょうか?
- 親が監視すべきであり、政府の責任ではないと回答。
- 政府は有名人に対する誹謗中傷を取り締まるべきという立場ですね?なにか法的に対処すべきでしょうか?
- 有名人に対する誹謗中傷は許されないと回答。
- 日本は比較的安全な国ですが、それでも監視カメラの優位性は国民に認められるのでしょうか?
- 日本が安全な国とは限らないとし、監視カメラの使用は賛成できると回答。
- 監視カメラの使用が認められるべきだけれども例外もあると言いました。例外とは何ですか?
- 具体的な例外を考えていなかったため、答えに詰まる場面があったが、最終的に例外について回答。
最終的に、スピーチの内容がトピックに沿っていなかったことが大きな反省点となり、質疑応答でのコミュニケーション能力が評価されて合格となった。この経験から、英検はコミュニケーション能力が重要であることが理解された。
英語まなびやさんの体験談
こちらが英語まなびやさんが実際に体験した英検一級の面接でやらかしたけど合格した経緯です。
2019年3月、受験者は英検1級の二次試験を受けるために大阪のYMCAに集まった。
会場は40人ほどの受験者で賑わっており、緊張感が高まった。試験室に入ると、緊張のあまり顔が引きつっていた。
スピーチのテーマを選ぶ際、選んだテーマは「燃料を自国で生み出すことは必要不可欠か(世界レベルで)」であり、内容は石油からの二酸化炭素排出や温暖化の影響などを話した。
しかし、途中で話が途切れてしまい、制限時間に追われる場面もあった。
質疑応答では、太陽光発電以外の再生可能エネルギーや家庭のエネルギー源について尋ねられ、一部苦しい場面もあったが、最終的には合格。
合格発表後、詳細な点数は不明だが、スピーチは6点、質疑応答は6点、語彙・文法は7点、発音系は8点であった。
スピーチの評価は予想よりも高く、自己評価に対する意外な結果となった。合格後も、自信が付くよりも学習の継続が必要だと感じ、成績優秀者の表彰制度に興味を持っていることを述べている。
試行錯誤な旅人生さん
こちらが試行錯誤な旅人生さんが実際に体験した英検一級の面接でやらかしたけど合格した経緯です。
英検1級の2次試験は、面接官2人から構成され、合計約10分の試験です。
面接の流れは以下の通りです:
- ちょっとした世間話が始まり、これは得点には関係ありません。
- スピーチがあり、考える時間1分+スピーチ2分の合計3分の時間が与えられます。
- 質疑応答が約4分間行われます。
面接官は日本人の女性とネイティブの男性であり、日本人の方は流暢で聞きやすい英語を話しましたが、ネイティブの男性はイギリス英語で少し聞き取りにくかったとのことです。
面接は日常会話から始まり、趣味や仕事について質問されました。スピーチのテーマは「国のリーダーは、一般の国民よりも高いモラルの基準を持つべきか?」で、1分間の考慮時間を経てスピーチが行われました。
スピーチでは、「COVID-19のパンデミックの状況下でのリーダーの役割」と「国のリーダーが自国ファーストを表明する状況」について話されましたが、スピーチが終わる前に時間切れとなりました。
質疑応答では、面接官からいくつかの質問がありました。例えば、リーダーのプライベートな生活や政治的な性格についての意見を求められました。
最終的な評価では、「Short Speech」が8点で、面接官2人とも4点を付けたと思われます。他の項目も一般的な評価でした。
面接を通じて得た教訓として、スピーチのテーマに馴染みがない場合でも、練習した内容を活かすことが重要であり、何か話すことが最優先だと感じられました。
また、Q&Aでは自分が本当に思っていることや知っていることを率直に答えることが重要だとの考えが述べられています。
結果的に、2次試験も1次試験同様、練習が重要であるとの結論が得られました。
このように、面接がダメだったと感じた場合でも、合格している可能性はあります。しかし、どういった場合に合格しているんでしょうか?パターンはあるんでしょうか?
体験談からわかる英検一級の面接でボロボロでも合格できる場合は?
先ほど紹介した例のように、英検一級の面接でボロボロだったと感じている場合でも合格していることがあります。
この章では、どういった場合にボロボロでも合格できているのかを体験談をもとに紹介していきたいと思います。
コミュニケーション能力
トピックから外れたことを言っても、しっかりコミュニケーションが取れていると面接官に評価される可能性が高まります。
面接のテーマが「環境問題」だったとします。最初に環境問題について話し始めましたが、途中で突如「最近読んだ面白い本があるんですけど、それは…」と話題が環境問題から外れてしまいました。
でも、その後も自然な口調で話し続けることができるとコミュニケーション能力を評価されるかもしれません。その本が環境問題とは全く関係ない話題であっても、その本の面白かったこと、なぜ面白かったのか、などを語れば会話ができていると感じます。
このように、テーマから外れても自然に話せる姿勢が大事です。例え話が外れても、しっかりコミュニケーションが取れていると、面接官はその姿勢を評価してくれる可能性が高まります。
論理的な考え方
次に、論理的な考え方を伝えることができると面接で合格できる場合があります。
与えられたテーマに対して、ちゃんと整理された考えを持っていることが大事です。具体的な例や根拠を挙げて、自分の意見を裏付けることができると、論理的に話を展開できるので、その話に信用力が増します。
自己評価が低かった
自己評価が低かっただけの可能性もあります。
「ダニング・クルーガー効果」として知られる心理学的な現象があります。この現象は、高い能力を持つ人ほど自己評価が控えめになる傾向があることを指摘しています。
つまり、どんな人でも自己評価と実際の成績には歪みが存在しています。なので、ある程度楽観的に英検の結果をとらえて、次の試験のために準備を進めるのも一つの手です。
面接官の評価基準
面接官はそれぞれ異なる評価基準を持っており、コミュニケーション能力や論理的な考え方に重点を置く場合もあれば、自己評価や意欲を重視する場合もあります。
あなたが面接中のパフォーマンスにおいて、その面接官なりの評価が合格につながる可能性があります。
英検一級の面接でボロボロでも合格できた体験談集について
英検一級の面接で落ちてしまう人には共通する5つの特徴があります。それは、
- 無表情
- 沈黙
- ちぐはぐな答え
- 早口
- あきらめる
おそらく英検一級の面接でボロボロだと感じた人はこの5つの内のどれかに当てはまってしまっている可能性が高いです。
しかし、だからといって必ず落ちているとは限りません。英検一級の面接でボロボロで、完全に落ちたと思っている人の中にも合格者はいます。
その人たちの体験談から、落ちたと思ったけど合格している人の特徴は、
- コミュニケーション能力が評価されていて、
- 論理的な考え方を発揮し、
- 自己評価が低かった可能性が高く、
- 面接官の評価基準を誤っていた。
こういった共通項があります。面接でボロボロでも、上記の共通項に当てはまっている場合は合格している可能性があります。気を落とさずに、結果を待ちましょう。
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